BC039「現代のインターネット環境と退屈の哲学」 - by 倉下忠憲@rashita2
『退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学 (集英社新書)』
退屈が、思考を深めていた
古代ギリシャの哲人とか
ネオリベラル的退屈
スマホでのネットサーフィンなど
テレビとかパチスロなど
退屈を自覚しづらい
『暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)』
戦後の日本とか
余裕 好きなことをする
本当に願っていたことなのか?
兎狩り、兎が欲しいわけではない
気晴らしは苦しみでも良い
新ロマン主義
個人の充実を求めてしまうが、それにはたどり着けない感覚がある
芸術的に過ごすのがいい?
有閑階級は暇の過ごし方を知っていた
貴族とか
退屈 楽しめていない状態
暇であっても退屈でない状態をめざしたい
現代は、暇がないが退屈
浪費
(記号的)消費 消費しても際限がない
地位財としての消費
第1形式の退屈
何かによって退屈させられている
田舎の電車の待ち時間とか 時間がぐずついている
自分が求めるものを,環境が与えてくれないことが,環境が作る退屈
第2形式の退屈
パーティやイベントで不満、貧乏ゆすりとかする
終わったあとに若干の空虚さを感じる
パーティが気晴らしで,自分が順応しようとして,周囲に合わせて退屈になっている
第3形式の退屈
何となく暇になるとき
その時に自分の意志で色々考えられる.自分の自由を行使せよ.
→ここで目標とか立てて行動すればいいんじゃね?→思想が深まる
著者はここに不満がある
→決定したことに縛られるため,また第1の退屈が生まれるのでは
→第2形式の退屈が実は良いのでは?日常に近い
第1,第3の退屈は非日常的
定住すると,認知エネルギーが余るから,退屈を自然に感じる 遺伝的にしょうがない
人間は,他の動物と違い,環世界を超えられる力がある なにかに没頭するのは,動物的
退屈について,自分で認識を変えてみる
100均でいろいろ買うのは贅沢ではないかも
芸術的なこと,過剰なことをやってみる
楽しみ方を学ぶ必要がある
暇のない退屈からは逃れられるかも? 倉下さんより
贅沢と効率化は相反する気がする
過剰に効率化しないほうが良いかも
距離をとる
部外者の視点を保ち続ける
観光客的な立ち位置
ディオゲネス
俗世を批判しながら,街に住んでいた
王に反対するが,否定はしない
問の視点をズラして答える
二項対立からの脱却のきっかけ
ごりゅごさん
情報を増やさないもの を触るのがいいかも
TwitterではなくAnkiを使うとか
電車好きだと,駅の待ち時間も楽しめるのでは